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移り気魔術団現る!  その3




マジシャン
・ガッツ:
「今度の魔術は・・・」
観客O: 「またパチモン変身じゃねえだろうなぁ?」
マジシャン
・ガッツ:
うぅ、・・・・いえ  どうかご安心を!  今度は、人間転送術です!
初美君、準備を」
初美: 「・・・・・団長   アレを遣るんですか」(哀)



ゴロゴロゴロ






ラベルも『みぞれ危機一髪』にしたら面白かったかも?



ば〜〜〜〜〜ん!




みぞれ: あぁ!!   このネタって年始に
遣らないって言ってたのに〜〜!!
マジシャン
・ガッツ:
「許せ少女よ  トイザラスで安く売っているのを見かけてしまったのだ」(にやそ)
みぞれ: い〜や〜だ〜〜!  
コレだけは絶対い〜や〜だ〜〜」(懇願)
マジシャン
・ガッツ:
「また監獄に戻りたいのかね?」(ぼそっ)
みぞれ: 「う〜〜〜〜〜〜〜〜」(血の涙)




みぞれ 押し込むのに苦労しました>髪の毛



マジシャン
・ガッツ:
「さぁ、皆様お待たせいたしました  本日のメインイベント”消える不幸な少女”
ご覧にいれましょう   このタネも仕掛けも無い、ごく普通の何処にでもある樽」
みぞれ: 「タネも仕掛けも思いっきり入ってるよ〜〜〜!」(泣)
マジシャン
・ガッツ:
「それをこの短剣で、突き刺します  この不幸な少女の運命はいかに?!」



ブスゥ



観客I: 「何も起こらないゾ〜〜」
マジシャン
・ガッツ:
「まぁ、そんなに慌ててはいけません  これからが見物です」
みぞれ: 「生殺しだよ〜〜〜」



ザクゥ



撮影時は一本目でアタリでした(本当に跳びます)



みぞれ: 「神様〜  どうか、この『黒髭●機一髪』が不良品で壊れてますように〜〜」
マジシャン
・ガッツ:
「ふっふっふっふ、事が起きるのは瞬間的です  お客様、どうかお目を
離さないように♪
観客R: 「じれったいな〜  さっさと進めろ〜〜!」
観客B: 「今日は、1時からチャットなんだ〜」
観客T: 「リセを出せ〜〜〜」
初美: 「団長、このまま一本一本刺していたのでは、イタズラにこの部屋の容量が
増えてしまいます」
マジシャン
・ガッツ:
「ふむ、それもそうだな  おいっ!  干支子〜ズっ!   出番だゾ!」



あと二人居るけど出すの面倒



干支子: 「久しぶりの出番ね〜」
みぞれ: あぁ?  干支子さん!   貴方だけは、あたしの味方だと思っていたのに!」
干支子: 「レギュラーの、あんたと違って準レギュラーの私にはコンナ役しか回って
こないのよ・・・   みぞれちゃん、あんたには怨みは無いけど・・・」
みぞれ: 「なんか逆恨みをかっているような〜〜」
干支子: 「覚悟っ!!」
みぞれ: 「あ〜〜〜〜〜!!」




バチョリ〜〜ンっ!!




この効果音は昔、ヤッターキングの説明書に書いてあったのを借用




マジシャン
・ガッツ:
「どうです、皆さん  見事、不幸な少女が消えて・・・・」
観客一同: し〜〜〜〜〜〜〜ん
マジシャン
・ガッツ:
ん?  おかしいな   ココは見事みぞれが消えて拍手喝采な場面
筈なのだが・・・」
初美: 「・・・・・団長   を」
マジシャン
・ガッツ:
「うえ?」







みぞれの重さで天井がしなってます



マジシャン
・ガッツ:
ち、   私の計算では、天井をぶち破る筈だったのだが
スプリングを強化するべきだったか・・・・」
みぞれ: 「・・・・・・・ひどずぎ」(号泣)





終幕





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