はまなはんまー4
レポート  その2






「先ほどの着艦ポーズなんやけど飛行甲板を繋げるだけやのうて、伏せているポーズなんで敵からは発見されず、しかも、九七たんの『観測』のお陰でこちらからは敵の位置が把握できるって言う意味もあるんや」
「わざわざ姿を晒して敵の攻撃を受ける事も無いもんね」
「で、その利点を生かして千鶴さん達、3人を『通信』で爆撃や。」
「舞との時は、『通信』で泣かされたからね。」
「今こそ、溜まり溜まった
怨みをくらえ〜〜!!
「別に『通信』で酷い目に遭ったのは、千鶴さん達じゃ無いんだけどね」
「・・・・4   ・・・全弾、外した」
「未熟者どもめ」





「こちら側と逆の右翼側では、コンボイ&議長の二人を撃沈や!」
「早っ!!」
「今回の右翼側には『火炎放射器』の二丁撃ちと、『重機関銃』三丁を使った『全力射撃』が出来るメイドさんが集まったので、
その矢面に立った、両者は言葉通りの爆沈状態や」
「今回は、密かに空母対『全力射撃』持ちとの闘いも想定してたんだよね」
「防御面では空母なんで、なんともならないのは承知の上で、せめてもの抵抗として『炸裂徹甲弾』を装備したのが哀愁を誘うよな」
「今回、友軍で良かったよ」



『全力射撃』:  所持しているすべての射撃武器を使用して攻撃します  SP消費技
『炸裂徹甲弾』:  『機械』属性や『盾/鎧』等によるダメージ軽減効果を無効化します






「後攻側の攻撃ターンです。  かなり接近してきたね」
「まぁ、敵側は接近型のユニットが多そうやからな  基本的に全員、全速前進やろ」
「それと対象的に、回復系のメイドさんは初期配置のまま壁に隠れて出てこないね」
「最戦前で傷ついたメイドさんが後退。  傷を癒して復活の持久戦って感じなんやろうな」
「なんとか、敵の回復系メイドさんにダメージを与えられないかな?」
「九七たんの魚雷なら射程的に攻撃出来るんやけど、今は残弾無いからな。  となると、次のターンで飛龍たんを前進させて、『通信』で爆撃するしか無いんとちゃうかな?」
「敵メイドさんが近いから、少し危険だね」
「念のために、魚雷を用意しておくか」












「とうとう、敵メイドさんと白兵戦になちゃったよ」
「しかも、相手は『ガン・カタ』使いのクラリックや。  『ガン・カタ』は1対多人数でも対等に戦えるスキルなんで、敵が一人でも油断できへんで」
「今回の攻撃で、MOGさんが被弾してしまいました」
「MOGさんは『機械属性』なんで、士気判定に失敗しない限りは任せておいても大丈夫だろう」
「今回、『指揮』持ちが多人数いて助かったよ」(殆どのエリアをカバー)



『ガン・カタ』:  『ガン=カタ』は拳銃を総合的に使用する格闘技です。この格闘技を
極めることにより、攻撃効果は120%上昇、防御面では63%上昇すると
いいます。
 『ガン=カタ』は2丁拳銃を使用する場合にのみ効果を発揮します。 
 拳銃の射程内にいるすべての敵ドールに対して攻撃を行うことができ
、判定は各ドールごとに行います。
 白兵戦で使用する場合は、白兵戦に参加しているすべての敵ドールが
目標となります。  また『ガン=カタ』の使用中は、敵ドールが自分に
対して行う攻撃判定に−1のペナルティを付けさせることができます
 SP消費技
 (出展は映画「リベリオン -反逆者-」より。従来のガン・プレイに
東洋武術の“型”を取り入れより合理的な戦闘スタイル<ガン=カタ
(GUN-KATA)>としてカート・ウィマー監督自らが考案したそうです







「さて、次はコチラ側の攻撃ターンです」
「では、先ほどの作戦通りに前進や」
「ちょっと、うにゅう。  そんなに敵に近づいて大丈夫?」
「仕方ないんや。  これくらい近づかないと敵陣地、奥深くに居るメイドさんに爆撃できへんのやから」
「それに、先ほどのクラリックはMOGさんが持ちこたえてくれる思うし、セーラーあかりんは先ほどの『火炎放射器』&『全力射撃』で蜂の巣やろうからな」
「その『火炎放射器』持ちのミーティアさんは、現在『スリープ』の呪文で寝てるんだけどね」



『スリープ』:  サイコロで1〜3の目を出すことで、目標をその出た目の数と同じターンの間、
「行動不能」状態にできます。寝ている間は額に「肉」と書いても起きません
SP消費技






「ふっふっふ  そんなトコロに隠れていても無駄や。  ワイの『通信』による爆撃を喰らえ〜〜!!」
「・・・・サイコロ、4だね」
「なんでや!  なんで当らんのやぁ〜〜!!」
「やっぱりさ、『ブルマのまま、水に濡れるのがポイントなのに・・・』とか言う人が指揮してるんだから、駄目なんじゃ無い?」
「やはり、軍艦旗としてブルマをマストに立てるべきだったか?」
「案外、それやると山口先生の士気(サイコロの運)も上がるかもね・・・」
「九七たんの魚雷が当たったのも、案外ブルマを装備してるおかげだったのかもな・・・」





「しかし、そんな不運も味方の援護にて補ってくれるのでした」
「MOGさんの『乗り物格闘』がHitや   『乗り物格闘』が命中すると、相手は転んで次のターンで起きあがるまで何も出来ないから、これは大きいで」
「これで、暫くは背後から撃たれる心配は無くなったね」
「・・・まぁ、先に言うと”暫く”じゃ無くて”この後ず〜っと”になったんやけどな」
「起きあがっては倒され、起きあがっては また倒され・・・・」
「MOGさんには”転ばし屋”の称号を与えよう





「さて、背後の驚異は去ったワケなんやけど・・・」
「一難去って、また一難です  議長の仇を討とうと、セーラーあかりんがコチラの陣地、奥深くで『アイスストーム』の呪文を唱えます」
「くあぁ〜〜!  また、この人はあぁ〜〜!!」
「この呪文って敵味方かまわず巻き込んじゃうんだよね・・・」
「あかりんを中心に半径60cmの全てのメイドさんに、ダメージ1や・・・・」
「あかりんのすぐ後ろに居る、飛龍も当然ダメージ1・・・・」
「ダメージ1だけど、『病弱』で最初からHPが5の飛龍には痛いね」
「次のターンに、誰かあかりんを戦闘不能にしてくれないと、ヤバイなぁ・・・」



『アイスストーム』:  術者を中心に半径60cm囲内にいるすべてのドールさん(味方を含む)に、
攻撃判定3の攻撃を行います  SP消費技
『病弱』:  HPの最大値が5になります







「飛龍の危機は、尚も続きます  今回は甲羅を背負って無い、カメイドみどりさんが『強襲』を仕掛けてきました」
「『強襲』持ちだったのか!  飛龍たん、ピ〜ンチ!!」
「幸い、『強襲』の判定も、格闘の判定も外れたようです」
「敵襲〜〜!!  12.7cm砲(『サブ・マシンガン』扱い)で反撃じゃあ〜〜!!」
「・・・・   また4だね」
「なんで、ギリギリのところで当たらんのや・・・・」
「今回、は三回も攻撃してるのに全弾外れてるよ・・・・」
「しかし、今はそんな事を嘆いてる場合じゃあらへん  この後、どうするかや・・・・」
「飛龍は格闘スキル、無いに均しいからこのまま闘っても勝敗は目に見えてるからね」
「HPも少ないしな」
「ここは一旦、戦線離脱だね」
「格闘戦から離脱するのも、判定が居るんや   これで失敗したら・・・」
撃沈、必死だね」
「・・・・ふぅ  なんとか成功や」
「でも、次のターンに追いかけてくるんじゃ無い?」
「遮蔽物もあるし、味方のメイドさんも近くに居るんでなんとかなるやろ」



『強襲』:  半径60p以内の敵ドール1体に、攻撃判定3の突撃攻撃を行います
その後、目標と白兵戦状態になります  SP消費技
『サブマシンガン』:  携帯射撃武器  命中判定値:3 最大射程距離:120cm
射撃武器だが格闘戦でも使用できる







「ところ変わって、コチラは敵陣奥深くの状況です  突出しすぎた九七艦爆さんがシャリーさんの肥○杓の杖に突っつかれています」
「翼から煙吹いとる・・・」
「しかも士気判定に失敗して、泣き出していたりします」
「君の帰るトコロは此処だよぉ〜」
「あれだけの敵メイドさんが居る中を、突っ切ってはこれないだろうね」
「この戦闘は後、何ターン続くんやろか?」
「夕食までって言ってたよ?」
「あと一時間以上か・・・   3ターン近くは続くだろうな」
「ちょっと、回収は絶望的かもね」





「戦闘も終盤に差し掛かりました  先ほどのセーラーあかりんが我が射撃部隊の攻撃により、かなりダメージをおったようです」
「まだか、まだ あかりんは沈まないのか」
「あかりんの『アイスストーム』は驚異だからね」
「まだSPが2残ってる筈やからな」
「そんな中、単身切り込んで行く少女が一人!」
「おぉ!  元我が娘、五百島マヤでは無いかっ!」
「なに?  その”元我が娘”って」





「頼む!  なんとか、このターンに倒してくれ!   そうすれば・・・」
「そうすれば?   って、本当に倒しちゃったよ」
「良くやった!  それこそ元我が娘だっ!!」
「だから、その”元我が娘”って何だよぉ〜」





「ふっふっふ  この距離なら行ける!  次のターンに行ける!」
「って、さっきから何の事?  亞?  なんか、アッテでは議長が『蘇生』で復活した見たい」
何?  それは好都合!」
「なんで、敵が復活したら好都合なの?」
「次のターンで飛龍たんの『洗脳』で、あかりんを味方にして、議長と闘わせるのじゃあ!!」
なんとっ?!!



『洗脳』:  捕虜にした敵ドール1体を味方につけます。味方になったドールさんは、自陣の
最後方にHP1の状態で登場します  SP消費技






その時であった



清風荘の
おばちゃん:
「夕食の準備が出来ましたので、
食堂にいらして下さい」



「亞・・・・   このターンで戦闘終了だって・・・・」
「・・・・・・」
「まだ、5時半なのに・・・・」
「うがあぁ〜〜〜!!」






そりゃ、無いゼ 
セニョリ〜タ
清風荘のオバチャン







我が国の戦果報告


空母飛龍: 撃破数:0



「撃破も何も、1ポイントもダメージ 与えられなかったね」
「サイコロを降る回数は多かったんやけどなぁ」
「さて、好例のいつもの反省会だね  まず、今回取得して使わなかった武装&スキルなんだけど」
「『炸裂徹甲弾』と、『洗脳』やな  まぁ、『サブマシンガン』自体、近距離防御用に持ってるだけで、主兵装じゃ無いんで『炸裂徹甲弾』は
只の気休め&高角砲っぽくする為に取得しただけなんやけどな」
「問題は『洗脳』だね」
「ブラック・舞との時から穫るようにしてるんやけど、ナカナカ使用できるチャンスが来んなぁ」
「『洗脳』が使いにくい点としては・・・」



@捕虜を穫りにくい:  戦闘不能者が居ない、前半のターンは当然使えないし後半のターンに
なっても今回のように時間切れになるケースが多い  例え、前半のターンに
戦闘不能者が出たとしても激戦区のど真ん中である事が多い為、戦闘スキルが低い
ユニットが『洗脳』の技能をとっても捕虜の居る場所までたどり着けない
A味方にしても
有効に利用出来ない
 味方にしても、自軍の陣地の最後尾から現れるので、最前線に行くまでに
時間が掛かる  また、希に移動できないユニットも居るので、そのような
ユニットに対しては『洗脳』が有効に働かない(←そして大抵、こ〜ゆ〜ユニットを
仲間にしたい場合が多い)  また、戦いが攻城戦等で攻撃側の場合は、
味方が最後尾から現れても戦力にならない



「まぁ、味方がポンポン増えるようでは便利すぎるスキルになってしまうんやろうけど、『洗脳』を取得するようにしてから今回で通算3回目なんやけど、全てが不発なんで流石にヘコんで来た」
「味方にしても、HP1だから大して戦力にならないだろうしね」
「多分、味方になったメイドさんが一発、SP技を噛まして次のターンにまた戦闘不能ってパターンになると思うな」
「仲間に出来るのが回復系のメイドさんなら、そんな事も無いと思うけどね」
「でも大抵、回復系のメイドさんは最後まで戦闘不能にならないで残るワナ」
「『洗脳』使わないで、素直に普通に自分の攻撃SP技使ったほうがイイかもね」
「まぁ、今回は余ったスキルで穫っただけなんでイイんやけどな」
「最初は『炸裂徹甲弾』を9発持とうか? とか考えてたくらいだしね」
「あと、『通信』だけど自前で、『観測』持ってるメイドさんが必要と思えてきた」
「今まで、完全遮蔽になるような戦場って経験して無かったからね」
「やはり空母は単艦で闘う、船では無いんやろうな」
「しかし、今回は空母っぽくスキルを取ったんで、ちょっとひ弱なメイドさんになっちゃったけど、めいどはんまーのルールで色んな艦種を再現するのも面白いかもね」
「そうやな  戦艦だと『のろま』とって、速力落とす代わりに『全力射撃』とか『機械属性』とか攻撃性のスキルを沢山持たせたいな」
「『対空射撃』と『強行』を持たせて、防空巡洋艦とかね」
「某仮想敵国さんはニミッツたんを造るらしいし、やむすたさんは航空戦艦○せたんを造るそうだ」
「丁度、はまなのオークションで、リセが二人出品されてたしね」
「一時期はモーターメイドが数多く揃ったが・・・」
「今、時代は萌え擬人化艦船か?!!」




お・は・り